暑い〜

akiko_uk2008-05-11

今、暑いんですよ、ロンドン。
今年は春の到来が遅かったなどど思ったのも一瞬のこと、GW明けにロンドンに戻ってきたら、いきなり毎日が夏日になっていました。

今日もお昼過ぎに外に出たんですが、もぅ暑くて暑くて。(今日の最高気温:27度)
じっとしてるだけで汗かくなんて、久しぶりだなぁと・・・。
朝晩は涼しいからまだ良いんですけれどね。

前回書いた4月29日の時点では、まだ春物コートが必要な気候だったはず。
コートから一気に夏服へワープですよ。
街を行く人々も一気に夏モード。タンクトップ!サンダル!サマードレス!グラサン!
(☆今日の写真は、ラッセル・スクエア公園でたむろってる若者たち。見えづらいかもしれませんが皆さん夏仕様。暑くなってから公園の人口密度が急上昇中です。桜の時期の日本のお花見並みです。)

しかし、春をすっとばして夏が来てしまった感じですが、まだ何があるかわかりません。
だってここは英国ですもの。
7月頃にはもう秋の気候に・・・なんてこともあるかも?

yakitori

夕方、近所のスーパーへ買い物に行った時のこと。
突然初老のイギリス人男性に「すみませんが、あなたは日本人ですか?」と呼び止められました。

こちら在住の方なら多かれ少なかれ経験あるんじゃないかと思いますけれど、日本人女性にやたら声かけたがる人種がいるもんですから、またそれかと思いました。で、ちょっと斜に構えつつ「そうですけど?」と私。
そしたらそしたら、思いもよらない質問が。


Do you know how to make yakitori sauce?(焼き鳥用のソースの作り方ってわかります?)」


・・・・・・やきとりぃ?


<実際の会話は英語ですが、以下、雰囲気を出すために日本語と英語ちゃんぽんで書きます>
私「え、え〜とぉ、そうですねぇ・・・」
おじさん「 Shoyu and ... mirin (醤油とみりん) ?」
私「Oh yes, soy sauce, mirin ..... plus sugar and salt, maybe?」
(なんでおっさんが醤油で私がソイソースって言ってんねん!と心の中でつっこみを入れる)
私「で、それを火にかけて少し煮詰めるんじゃないでしょうか。」
(ちょっととろみのついた醤油だれを想像してしゃべってましたが、実際のところどうなんでしょう。かなりいい加減なこと言っちゃったかも、と、これを書きながら少々不安になってます・・・)
おじさん「探してるんだけど見つからなくってねぇ。」
私「近くにあるオーガニック食品のスーパーに日本食材けっこう揃ってますから、行ってみてはどうですか。」と場所を説明。
おじさん「ありがとう。あなたはきっと料理上手なんだね。」
私「いえ〜〜〜。そんなことないですぅ〜〜〜。」


でもおじさんと別れてから思ったのでした。
焼き鳥って、家庭料理じゃないのよねぇ。


って、そんなことよりも!
yakitori (焼き鳥)に shoyu(醤油) に mirin(みりん) を日本語のままで知っているとは、只者ではないですな。
どうして知ってるのか、尋ねるのを忘れてしまいました。日本が好きとか、行ったことがあるとか、そういう理由がありそう。
そして、なぜに私が日本人だと見抜けたのか。
まぁ私は至って平均的な日本人顔してますけれども。
というような、なかなか面白い経験をしたのでした。

ロンドンの地下鉄が飲酒禁止に

akiko_uk2008-05-09

5月1日にロンドン市長選挙が執り行われ、保守党のボリス・ジョンソン労働党の現職ケン・リビングストンを破って当選しました。
ボリスが市長になってからやった最初の仕事のひとつだと思いますが、「ロンドンの地下鉄車内での飲酒禁止」が6月1日から導入されることになりました!
うーん、これは賛成だな〜。
っていうか、禁止されて当然でしょ。
なんで今まで放置されてたの??


けっこういるんですよ、缶ビールだのワインボトルだの持って飲みながら乗ってる人たち。
たいていは労働者風(または失業者風)のおじさんか、若者グループ、という印象です。
当然、飲み終わった缶は車内に置き去り。
ホームにパブのビールグラスが置いてあることもあります。


というわけで、このボリス、失言が多くて政治家としてはかなり危なっかしいと私は思うのですが、この1件でちょっとだけ見直しました。


☆写真はその通告ポスターです。

母、訪英。そしてブルガリア。

先週月曜から今日まで、母親が来ていました。
26日から28日までは、ブルガリアのソフィアに一緒に旅してきました。
そして今日帰国。
あっという間でした〜。
今回はブルガリア旅行以外は仕事も休めず、かまってあげられなくて悪いなぁと思いつつ。
でも元気そうで良かったです。



全然関係ありませんがさきほどあられが降りました!
外で雨の音がして、煙突からぱらぱらと何かが落ちてくる音がしたので、「雨のせいで煙突のゴミやすすが落ちてきた!」と思い、慌てて新聞紙を広げたら、なんと、小さい氷の粒ではありませんか。
もう4月も終わりだというのに・・・。
それほど寒いわけでもなかったんですけどねぇ。

遅い春

akiko_uk2008-04-25

ようやくです。
イギリスもらしくなってきました♪
お花もきれいに咲いていますし、木々が日々芽吹いていく様子が目に入ってきます。
吹き出しかけた芽がずーっと一旦停止状態だったのですよね。
花の咲く順番も独特で、桜がまだ咲いている同じ公園ではライラックも満開だったりします。
何より、日差しが強くなってきました。
すでに日没は8時半頃までのびています。これからが楽しみです。

☆今日の写真は、先週末に近所のお花屋さんで求めたチューリップ。面白い品種です。
今ではこの写真よりずっと開いて開ききっていますが、その姿はまるで椿か牡丹のようです。

ロンドン市長選挙

akiko_uk2008-04-22

☆今日の写真は、お昼時の職場前にあるラッセル・スクエア公園のカフェ、大繁盛中。昨日からだいぶ春らしい暖かさが戻ってきたロンドンですが、今日は太陽もだいぶ出てました。そうするととたんに公園の人口が増加します。芝生で寝転ぶ人も続出。今日の最高気温は16度くらいだったみたいです。


ただいまロンドンでは、ロンドン市長選挙(及びロンドン市議会議員選挙)の終盤戦に入っています。
このブログを書きながらつけている民放(itv)テレビでは、ロンドン市長候補者に対する公開質疑応答を放映しています。
交通事情、犯罪、住宅事情、などなど様々なテーマごとに、会場の聴衆から質問が出て、それに候補者が答えるのですが、それぞれの候補の支持者もちゃんといて、ひとつひとつの回答に拍手をしたり、ブーイングを送ったり。
見ていて非常に面白いのは、質問する側も答える側も、議論に参加することになれていて、予定調和ではない展開があることです。さすが英国。このへんはBBCで毎週放送している公開討論番組とも通じるものがあります。
今回テレビに登場した候補者は、現役市長のケン・リビングストン(労働党)、ジャーナリストだが問題発言も多い(というイメージが強い)ボリス・ジョンソン(保守党/ボサボサの金髪とでっかいたれ目が印象的)、ロンドン市警たたき上げのブライアン・パディック(自由民主党/他の2人に比べるとインパクトが薄いように見せかけて実はズバッと言うこと言う、ちょっとイケメンなおじさん)。
それにしても3人の候補者は相当に口が達者。再選を目指す現役市長のケンの政策や実績に対しても、他の2人が容赦なく批判をしていくのも小気味良いのです。日頃、彼のやることなすことに反感を感じることが多いけれど選挙権を持たない、という私のような人間にとっても、聞いていて面白いのです。
私に言わせれば(と偉そうですが)、市長ケンの最大の過ちは、ロンドンにオリンピックをを誘致したことだと思います。もちろんこのことを前向きに盛り上がっている人もいるとは思いますが、いっこうに改善されない公共交通網のままで世界中から人を受け入れちゃって良いのか(五輪にかけるお金を地下鉄網の改修に充てれば、相当違いが出るはず)、当初の見積額から膨らむ一方の経費をまかなうためにロンドン市民に増税というかたちで負担を課して良いのか(誰も「税金が増えても構わないから五輪をロンドンに持ってきて!」だなんて頼んでないでしょう)。

ちょっと候補者について見てみようと思ったら、ちゃんと選挙用ウェブサイトがあります。ロンドンの選挙管理委員会専用サイト、というところでしょうか。→London Elects | Your London. Your vote.
日本では確か、立候補した人は選挙期間中に自分のウェブサイトを更新できないようになっていたと思いますが、こちらはどうもそんな決まりはないようで、この選挙サイトから各候補者のサイトへリンクも張られていますし、候補者のサイト上では「今日の活動報告」みたいなアップデートもバリバリされているようです。YouTubeも駆使されてるみたいですね。
また、このLondon Elects上の候補者紹介ページを見て今更驚いたのは、話題の中心になりがちな主要候補者3人を含め、実は全部で10人も立候補していることです。こんなにいたんだなぁ。それが普通なのかもしれないけれど。そういえば日本でもそうですものね。全然聞いたことがない政党の候補者とかがいたりして。
投票日は5月1日(木)。イギリスは平日なんですけど、投票時間は午前7時から午後10時までだそうで、これなら働いている人でも投票できそうですね。
London Elects、デザインもなかなかシャレてますし、投票会場の一発検索機能はついていますし、『How to 投票』も、選挙人登録確認から当日の投票まで段階を追って、写真を使ってとてもわかりやすく説明していますし、なんかお役所的野暮ったさが全然ないんですよねぇ。あと、多国籍都市ロンドンらしく、英語以外に20もの言語から表示を選択できるようになっています。・・・20ってすごくないですか。
ちなみにロンドン市(都心部及び郊外の両方をあわせて)の人口は約740万人と言われていますが、統計によれば10人に3人は外国籍、話されている言語は300種以上、なんだそうです。

フロッケ

ベルリン動物園の白熊くんクヌートの次に出てきた、ニュルンベルグ動物園のフロッケちゃん。
動物園のウェブサイト見てみると、やっぱりかわいいですね。
しかもすごい勢いで大きくなっていますよね。けっこうビックリ。1月にはまだ自分では動けないぬいぐるみみたいだったのが、今じゃ中型犬くらいの大きさになっていて。