yakitori

夕方、近所のスーパーへ買い物に行った時のこと。
突然初老のイギリス人男性に「すみませんが、あなたは日本人ですか?」と呼び止められました。

こちら在住の方なら多かれ少なかれ経験あるんじゃないかと思いますけれど、日本人女性にやたら声かけたがる人種がいるもんですから、またそれかと思いました。で、ちょっと斜に構えつつ「そうですけど?」と私。
そしたらそしたら、思いもよらない質問が。


Do you know how to make yakitori sauce?(焼き鳥用のソースの作り方ってわかります?)」


・・・・・・やきとりぃ?


<実際の会話は英語ですが、以下、雰囲気を出すために日本語と英語ちゃんぽんで書きます>
私「え、え〜とぉ、そうですねぇ・・・」
おじさん「 Shoyu and ... mirin (醤油とみりん) ?」
私「Oh yes, soy sauce, mirin ..... plus sugar and salt, maybe?」
(なんでおっさんが醤油で私がソイソースって言ってんねん!と心の中でつっこみを入れる)
私「で、それを火にかけて少し煮詰めるんじゃないでしょうか。」
(ちょっととろみのついた醤油だれを想像してしゃべってましたが、実際のところどうなんでしょう。かなりいい加減なこと言っちゃったかも、と、これを書きながら少々不安になってます・・・)
おじさん「探してるんだけど見つからなくってねぇ。」
私「近くにあるオーガニック食品のスーパーに日本食材けっこう揃ってますから、行ってみてはどうですか。」と場所を説明。
おじさん「ありがとう。あなたはきっと料理上手なんだね。」
私「いえ〜〜〜。そんなことないですぅ〜〜〜。」


でもおじさんと別れてから思ったのでした。
焼き鳥って、家庭料理じゃないのよねぇ。


って、そんなことよりも!
yakitori (焼き鳥)に shoyu(醤油) に mirin(みりん) を日本語のままで知っているとは、只者ではないですな。
どうして知ってるのか、尋ねるのを忘れてしまいました。日本が好きとか、行ったことがあるとか、そういう理由がありそう。
そして、なぜに私が日本人だと見抜けたのか。
まぁ私は至って平均的な日本人顔してますけれども。
というような、なかなか面白い経験をしたのでした。