akiko_uk2007-05-26

Chelsea Flower Showチェルシー・フラワー・ショーに行ってきました!イギリスに来て3年目、毎年、けっこう近くでやってるんだよなぁと思いつつ、気がつけばもう終わっていたり、またはチケットが手に入りづらいと聞いてなんとなく遠慮したりしていたのですが、今年初めて行ってみることに。
最終日の今日、午後になってから行きました(開園は8時なんだけれど)。
まず正面から入ると、写真のとおりずら〜っと出店が並んでいます。

絵のギャラリーあり、園芸道具屋さんあり、噴水や庭用オブジェの専門店あり。園芸にまつわるお店がこんなにもあるのかとまず驚きます。東屋(あずまや)、園芸手袋、日時計なども、専門店があるんですよね。広い会場には飲食店もたくさん出店しているので、長時間の滞在もOK。広い庭では、退役軍人さんたちの吹奏楽団による演奏会もやっていました(フラワー・ショーの会場であるロイヤル・ホスピタルは、退役軍人さんたちの寄宿施設の一部なのです)
造園の部では様々に趣向をこらしたお庭が作られています。とても短期間で作ったとは思えないくらい自然に見えることに驚嘆。そうそう、今年は日本人の造園家の方が金賞を取られたそうです。↓はそんな立派なお庭のひとつ。

巨大テントの中は延々と園芸会社によるお店が並んでいます。切花あり、鉢植えあり。南国植物、バラ、パンジークレマチス、食虫植物、盆栽、などなど、専門店が山のようにあって、圧巻!残念ながらカメラの電池切れで写真がないのです。お見せできなくて残念。
そして午後4時になると一斉にそうした花や鉢植えの販売が始まります。それも、かなり安値。4時を過ぎたテントの中は「混沌」の世界へと変わります。みんな欲しい花、鉢植えを求めて行ったり来たり。販売時間はわずか1時間と決まっているので、お店の方も「もってけドロボー」状態、バンバン売りまくってました。慣れてる人は、ちゃんと大きな袋やカート持参なんですよねー。あと、フラワーショーでけっこう目についたのが車椅子に乗った人をつれた家族連れだったのですが、買った鉢植えを運ぶのには便利そうでした。
そういう私と友人も、花束をいくつかと(1つ2〜3ポンド)鉢植えを2つも買ってしまいまして。4時より前に庭園を見ている時とは桁違いの集中力を発揮している自分、今日は何しに来たんだっけと思いつつ。だって、普通にお花屋さんで買う値段の半額以下なんですものぉ。

ほんと、楽しかったですよ!また行きたいですね。最終日のセールを目指して行くのも良いですし、またそうでない日にゆったりと造園の粋を楽しんでみたいものだと思います。

夜はお友達の池田さんのお宅でのホームパーティ。日本人ばかりが7人集まって、おしゃべりが楽しかったです。池田さんの手料理も最高でした♪