お札が危険!?

最近気になったニュースをご紹介。

少し前の、たしかタイムズ紙より、ベルリン発の記事。端折って訳してますがご勘弁を。

「 50ユーロ紙幣がボロボロになる謎 原因判明
ドイツで(2006年の)夏以降、虫に食われたようにボロボロになったユーロ紙幣が出回っている問題の原因を警察などが調査したところ、紙幣が塩酸メタンフェタミン(=ヒロポン、興奮剤、覚醒剤)の吸引に使われているためではないかという説が最も有力であることが判明した。この薬はコカインに代わって最近急速に出回っている違法な薬物。粉状にしたものを紙幣の上で広げ、筒状に丸めて鼻から吸引する。ボロボロになった紙幣の中でも特に50ユーロ札の率が多いのは、吸引に最適のサイズだからと言われている。この薬物の成分が人の汗に接すると化学反応を起こして強力な硫酸を発生し、紙幣にダメージを与える。更にこうした紙幣を財布などの中で他の紙幣と一緒にしておくと成分が伝染するという。ドイツ国内で流通するほぼすべてのユーロ紙幣にコカインの痕跡が認められるという研究成果が2003年に生物医学薬学研究所より発表されたが、これは、ロンドンで出回る99%以上の紙幣にコカインの痕跡があるという英国ブリストルの研究所の発表とも重なる。ドイツでは、紙幣を扱う時は手袋を装着し、(その紙幣を)できるだけ早く使ってしまうよう忠告する警察筋もあるという。」

えぇ!?そうだったんですか!?
ロンドンの紙幣の99%に薬物が!?

どうやって調べたのか多少気になるところですが、ちょっとコワイですね〜。

お札を触った後は手を洗ったほうがいいんでしょうか。まぁただでさえ小汚いお札が多いのでどっちみち手を洗いたくなる確率が高いですが。小さいお子さんに触らせたり、ましてや何でも口に入れたいお年頃の赤ちゃんがいるご家庭は気をつけたほうがよさそうですね。あとは現金じゃなくてできるだけでビットカードで決済、ですかね。