もうクリスマス気分

akiko_uk2006-11-02

10月に入った頃から、こちらでは早くもクリスマスの準備が始まっていました。
写真のように、スーパーにもクリスマス・コーナーが出現してましたし。ちなみにここに売られているのは、クリスマス・プディングミンスミート・パイなどの長持ちするお菓子系が中心です。

スーパーといえば・・・。
職場の近くに、たいへんシャビーなCouncil Flat(公団団地)がありました。英国のCouncil Flatは、一般的に低所得者生活保護を受けている人が住む、公共住宅です。ここの団地は真ん中の広場を中心にコの字型に建てられており、その広場に面してぽつぽつと冴えないお店やスーパーがありました。スーパーは、たしかモリソンズという、まぁはっきり言って安かろう悪かろうなチェーン店。でも1年以上前に閉店。建設当初は現代的と思われたであろうコンクリート打ちっぱなしで変なかたちをさらばえた住居棟は、ほんとにかっこ悪い。
そこが今年に入って急に再開発が進み、ブルームスベリー・スクエアとしてオシャレに大変身!French Connection、Hobbs、Office等のメジャーな洋服屋靴屋が並び、スタバにCarluccio'sにStradaといったおしゃれ系飲食チェーン店が入り、HMVが入り、スーパーはWaitroseへと数段飛び級。あのシャビーな時代を知っている人にとっては、隔世の感ひしひしでしょう。もっとも、シャビー時代からあった小さな映画館(その名もルノワール)はそのまま残っています。単館上映系の作品をコツコツと紹介している映画館なので、これは残ってくれてうれしいです。


これが現在のブルームスベリー・スクエア。Waitroseがコの字の縦線の部分、いちばん広い面積を占めています。なんでも都心で最大級の規模だとか。たしかに広い!自宅の近所のWaitroseの2倍はありそうです。品揃えもとっても豊富!

しかし、周りがいきなりオシャレになってしまって、しかも高いお店ばかりになってしまって、公団住宅の住人は困ってないかしら。それがちょっと気がかりです。