The Manor House Hotel

akiko_uk2006-09-09

8日から1泊2日で、Castle Combe(カースルクームと発音)にあるマナーハウスに行ってきました。バースの近く、コッツウォルズの南端に位置するカースルクームは、とても小さくて静かできれいな村です。その村の、かなり大きな敷地を占めているであろうお屋敷が、現在のマナーハウスホテルです。
The Manor House Hotel | 5 Star Country House Wiltshire
母、母の友人2人、私の4人旅。母の友人のひとりはこちらにお住まいで、いつも何かとお世話になっていますが、彼女の運転で約2時間。
もう、それはそれは素敵な場所でした。広い広い芝生、巨大な木々、敷地を流れる小川、ツタの這うクリーム色の外壁。年代を感じさせつつも手入れが行き届いた内装にモダンな生け花がよく合っています。
こんな素敵な場所なだけに、到着した日も、翌日も、結婚式が入っていました。9日は式の準備の様子をちらっと見ることができましたが、なんてったってフラワーアレンジメントがきれいでしたー。いやー、憧れますねー。
午後3時前に到着、チェックイン後にまずハイティー。5時過ぎから村を散策。村で唯一のおみやげもの屋さん(ちゃんと英国産のものだけ売るというポリシーだそうです)を覗いてから、また川沿いに進むと、大きなお屋敷(現役の家!)の入り口に感嘆したり、「徐行してください 鴨がいます」なんていうほほえましい標識があったり。途中、「For Sale」の看板が立っている家があり、なぜか門の鍵がかかっていなかったので、勝手に敷地の中に入らせてもらいました。年代ものの家、美しい庭、家庭菜園コーナーもあり、英国人にとっては夢の家なんじゃないかと思える物件でした。
夜7時からホテルで夕食。前菜・メイン・デザートのコースのみなのですが、盛り付けもお味もなかなか繊細(めずらしい)。味にはうるさいオバサマ方も絶賛。聞くとスコットランド人のシェフとのことでした。
部屋は2人ずつ分かれざるを得ないので、友人2人がお屋敷本館、私たち親子はコテージ。コテージというのが、村の家並みとそっくりな建物が並んだ道が本館から徒歩100メートルくらいの所にあり、ひとつの家の中がいくつかの部屋に分かれています。ここもお屋敷の使用人(?)の家だったのでしょうか。とても居心地の良い部屋でした。夜のベッドメイキング時に、なんと暖めたミルクを入れたポットとはちみつが置いてあり、「ゆっくりお休みください」とのこと。心憎いサービスですよね〜。
翌日は朝食後、ホテルの庭園を散策してから、昼前にはロンドンに戻りました。

いや〜、それにしても、オバサマ3人のおしゃべりのすごいことすごいこと。私、ほとんど発言するチャンスありませんでした。聞いてるだけで十分面白いんですけどね。いやむしろ、誘ってもらって感謝です。そうじゃなきゃこんな素敵なホテル、泊まれませんもの。


ホテルのエントランス



鴨注意 (川に鴨がいるの、見えます?)



コテージ通り(手前から2軒目、右側の出窓のある部分が私たちが泊まった部屋)