パブ紹介&イギリスの空港について

akiko_uk2006-08-15

☆今日の写真は、Strandの東端にあるパブ「The Old Bank of England」の店内。内装に重厚感があってかなり素敵です。おまけにあまり混んでいない。去年、別のパブに行くつもりが行き過ぎて偶然ここを見つけたのですが、いい発見だったと思っています。pubs.com -  リソースおよび情報
あ、上司の頭が半分くらい写っています。

テロ未遂事件からほぼ1週間、イギリスの空港を発つ旅客機の手荷物制限が少し緩和されたようです。まだ「持ち込んではいけないものリスト」があるようですが。


さて先週後半、たしかあの事件から2日後くらいでしょうか、同僚が夏休みで北欧の国に行きました。その時のヒースローの様子を聞きました。
同僚は、どんな制限があるか予め把握して行き(機内持ち込み荷物はちゃんと透明なバッグにまとめて行った)、その上混雑を見込んで3時間前にチェックインしたおかげで、手荷物をめぐる混乱ぶりをじっくり観察することができたそうです。
手荷物検査のゲートの横に、大きな袋を持った人が3人くらい立っていて、機内で読もうと思って買ったばかりの本、おみやげの帽子、そういった、チェックイン後に購入されたものがことごとくダメだしをくらい、袋に捨てることを余儀なくされていたそうです。買ったばかりのコーヒーを「アチアチ」と言いながら飲む人、バナナをむいて食べるビジネスマン、これもすべて「機内持ち込み禁止」につき没収されるからです。また、速やかにあきらめる人もいれば、なかなかあきらめきれず食い下がる人(本を開いてみせて「ほら、これのどこが危険なんだ!?」と言うとか)、泣き出してしまう人までいたそうで。同僚の推測によれば、泣き出した人は、親の形見の万年筆とか、そういう何か大切なものを没収されたのではないかと。
でも、同僚はゲート通過後の免税店でローションを購入したそうですが、店員さんに「アメリカ行きの人だったら搭乗口で没収されるから買うことを勧めないけれど、北欧なら大丈夫」と言われたそうです。ご承知のとおり(?)今回のテロの道具とされているのが液体状の爆発物であっただけに、ローションも飲み物も、とにかく液体状のものは一切持ち込み不可、と言われていましたから。
どうやら、アメリカ行きは当分厳しそうだけれど、それ以外は少しずつ緩和されていくのではないかと思われます。