旅・アイルランド⑥

akiko_uk2006-04-18

アイルランド最終日。
12時過ぎの飛行機で先に帰る友人を10時にバスターミナルで見送る。私の飛行機は3時45分。午後2時にバスターミナルに戻るまでひとりで観光だ。
まずすぐ近くのCustom Houseへ。でも改装中でオープンは今年6月とのこと。残念。(☆写真は対岸から見た姿)
川を渡り、トリニティ・カレッジの中を通って本屋Easonでアイルランド料理の本購入。実は15年前に買った本の改訂版だった。だって絵が入っているのに小さくて軽いんだもの。
博物館へ行こうと思い歩いていると、Easonの並びにアイルランド音楽専門のCD屋を発見。やはり『Man of Aran』はなかったが、探していたもののこれもまったく見つからなかったAndrew Strong(『The Commitment』のボーカル)のCDをついに発見!それも表には出ていなくて店員さんが奥から出してくれたんですよ。
国立歴史・考古学博物館では1階の「財宝」部門と「独立への道のり」部門だけを見るつもりで行った。まず「財宝」部門、財宝はほんとにきれいです。昔の人はよくこんな細かいもの作れたなぁと感心。続いて「独立への道のり」・・・はっ!なんと展示がない!『現在、装飾博物館の特別展に移動してあります』との張り紙が。ちょっと迷ったが、アイルランド独立の重要な転機となった1916年のイースター蜂起から100年になる今年、そのイースターにちょうどここにいることだし、『Michael Collins』も見たことだし、やっぱり独立で〆たい(?)と見に行くことにした。
その前に、最後にもう一度Bewley'sで軽く腹ごなしを・・・と思ったがあいにく満席。あきらめておみやげを買いに入ったチョコレート屋さんButler'sは空いていたのでそこでお茶。再び川を渡ってLUASに乗り、国立装飾美術・歴史博物館へ。到着したのが1時20分。20分で展示を見ると心に決めて一目散に独立100周年特別展へ。
歴史・考古学博物館もそうだったが、国立博物館は入場料が無料なので偉いなぁと思う。
展示は、独立運動に関わった数々のグループ(政党)の成り立ちから始まり、イースター蜂起で破壊された中央郵便局の写真、処刑されたピアーズ等の絶筆文や死亡診断書、1922年後の内戦の状況などを、解説文と写真で追うようになっていた。平日の昼間にもかかわらず意外と混雑している。アイルランドの人たちがそれは熱心に見入っていた。やはり独立は国民としてとても誇りに思う、大きな出来事だったのだなぁと思う。
そこにいる誰よりも早く展示を見て、バスターミナルに戻ったのだが、10分置きに来るはずの空港行きバスがいくら待っても来ない。あきらめてタクシーに乗る。
タクシーの運転手さんに、15年前にホームステイしていたエリアのことを尋ねたら良く知っている様子だった。目印となっていたパブも変わらずあるようだ。でも近くに大きなビジネスセンターができたそうだ。
帰りの飛行機の中では爆睡。離陸した瞬間は覚えているが、次に意識が戻ったのはガトウィックに着陸した時だった。