ツネコちゃんが・・・!

akiko_uk2006-01-30

「MANGA MANUFACTURING 漫画家内制手工業」展日本大使館内ギャラリーで始まりました。漫画家・玖保キリコさんの個展で、下書きから完成まで、作画の工程が目で追って理解できる展示内容になっています。今晩はそのオープニング。
展覧会の詳細はこちらから→http://www.uk.emb-japan.go.jp/en/event/big_manga.html
玖保キリコさんは1996年に渡英され、アメリカ人のご主人とお子さんと一緒にロンドンで生活されています。物理的に近くにいらっしゃることから、昨年の「日−EU市民交流年」の英国版ポスターにもイラストを描いて下さっています。
このMANGA MANUFACTURINGというタイトルはどこからくるのか。「漫画を書くことは、睡眠や食事も十分に取れずくたくたになりながら仕事をするという点で、またひとつひとつの段階を手作業で進めるということから、産業革命前のイギリスにおける家内制手工業と似ています。それでこのタイトルになりました。」と、玖保さんはスピーチでおっしゃっていました。
ところで今日の私は、いつものオープニング出席時の私とは少し違いました。
なぜなら、私は玖保作品のファンだからです!
大学の頃だったと思いますが、『シニカル・ヒステリー・アワー』を愛読していて、そのキャラクターやいくつかのストーリーは何年たっても頭の片隅にあり、ひとり思い出してはほくそ笑むネタとなっていました。こちらに赴任してから玖保さんが同じロンドンにいらっしゃると聞いてからまた読みたくなり、去年1月に一時帰国した際に何冊か買い込んできたのです。実はそれが功を奏しました。
今日の私、カメラは必携。そして何より、昨年日本から運んできた中でもいちばんきれいな『シニカル・ヒステリー・アワー』第1巻(文庫版)とサインペンを鞄に忍ばせています。サインをいただくためですよもちろん!
幸い、同僚の竹川さんが玖保さんと顔見知りでしたのですかさず紹介してもらい、「私、玖保さんの漫画のファンなんですぅ〜!サインしていただいていいですか〜?」とお願いしたところ、快く引き受けて下さいました。
そして!!そのサインと一緒に、さらさらっとツネコちゃんの顔も!
キャー!うれしー!
私の宝物です!

今日は格別にミーハーをしていた私でした。

☆写真はオープニングレセプションの模様。