ハウルの動く城

akiko_uk2005-09-02

☆写真は前日に引き続きユングフラウヨッホの、観光スキー場近くの雪と、『滑落注意』の看板。いや〜寒かった・・・


やっと観ました『ハウルの動く城』。
大使館主催の映画祭のオープニングが今晩あり、レセプション後に上映されたのがこの作品だった。
ハウル〜』はイギリス人作家が書いた同名のファンタジー小説をもとに作られている。その作家の女性もレセプションで挨拶し、この作品を書くよりもずっと前から宮崎駿さんの映画の虜だったので、自分の小説を映画化してくれると聞いた時にはこれ以上の喜びはないと思った、と話していた。
さすが宮崎アニメ、相変わらず動画がすばらしい。しかし、ストーリーにはいまいち乗れなかった。ろくに話もしたことないのにいきなり「あなたを愛してるの!」は飛躍しすぎなんじゃないの、とか、ハウルが心臓を取り戻し、案山子の王子にかかっていた呪いも解け、女王もいきなり戦争やめるし、なんでいきなりすべてハッピーエンドなの、とか。日本ではものすごいヒットしたと聞いていたが、個人的には『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』のほうがずっと完成度が高いと思った。話がきちんと出来ていてしかも考えさせられる。