onedotzero

soiree

☆写真は、カンヌ映画祭の『Merry Christmas』上映前、出演者や関係者たちの入場を総立ちの拍手で迎えているところ。

今日は今年初の夏日だった。いきなり暑くなるんだもの。お昼休みに外に出たら、どこの公園でも、芝生に寝転ぶ人、木陰でランチを食べる人、ベンチでくつろぐ人で大賑わい。日本で言うなら桜の季節のお花見並みかと思うような混雑だった。
夜はICAを会場に開催中のonedotzero(ワン・ドット・ゼロ)映画祭の上映に同僚と出席。onedotzero
観たのは「j-star 05」という日本の新しい作品の75分コンピレーション。短編アニメ、CG作品、ミュージックビデオ、CMなどが色々楽しめる。去年の冬くらいからJRのテレビCMや車内で流れていた、スキーをするダチョウも作品として登場。けっこう受けていた。
日本人の作品は(と括ったところで作品自体はどれひとつ「日本的」ではない。単に作者の国籍上の分類に過ぎないが)本当にレベルが高い。きれい。作り込み方が半端じゃない。日本人万歳。上映会場の暗闇の中、ひとり鼻を高くしていた私である。
考えてみれば、どの映像を観ても特別な衝撃があるわけではない。生活の中で慣れ親しんでいるシーンの中からとりわけ上等なものを切り取って並べてみせた、という感じ?つまり、日本では日々こんな素晴らしい技術とセンスを当たり前のように消化していたということなのではないかと思った。
映画祭は6月5日まで開催中。機会があったらぜひ観に行ってください。