ニューヨークへ行ってきました

先月29日から米国ニューヨークへ行って今朝戻ってきた。ちょうど出張でかの地へ行く親の日程に合わせ、むこうで合流してきた。
ニューヨークへ行くのは2000年夏以来。9.11前のことだ。それからのニューヨークとアメリカは(そして世界は)当時からは想像もできない経験をしてきたわけだが、久しぶりに見る表面的なニューヨークは以前と少しも変わっていなかった。もちろん、遠くから見る高層ビル街の景色は変わってしまったけれど。

今朝自宅に戻ったら、リビングの窓から見える中庭の木々の葉がものすごく茂っていて驚いた。冬は葉を落として寒々と地肌を見せていた。隣の建物にあるレストランの中庭の様子も丸見えだった。それがこの1ヶ月ほどでめきめきと芽が出、葉が成長したのである。4th floorにある私の部屋と同じくらいの高さまで枝が伸びているので、食卓に腰掛けて外を見ると、2つある窓のうちのひとつが、黄色がかったやわらかい緑色で埋め尽くされているかのように見える。目に優しくて良い。

近所の街路樹もプライベートガーデンも、新緑が目に鮮やか。紫色のライラックや藤が咲き、黄色や白の花をつけた木々があちこちに見え、花壇の植え込みも今はチューリップに代わって様々な花が咲いている。本当に気持ちがいい季節になった。