流行ってます

リンゴ

インフルエンザが流行っている。東京でもロンドンでも。事務所の同僚のひとりはご主人と息子さん全員でダウンしてしまい、息子さんを病院に連れて行こうにも自分たち親がフラフラなのでとにかく3人で寝ているしかないという、まことに気の毒な状況にある。幸い私はこの冬至って元気だが、気をつけたい。
風邪といえばリンゴ?ということで、近所のスーパーWaitroseで見つけたリンゴのスナップです。カワイイかなと思って。目を凝らさないとわからないかもしれないが、リップマークの模様がついている。バレンタイン限定版の売れ残りらしい。
このリンゴはイギリス産らしいが、一緒に購入したラズベリーはスペイン、ブラックベリーはチリ、ブルーベリーはメキシコから輸入されたものだった。なかなかに多国籍で驚いたので書いてみた。
日本でも食材の産地表示が定着しつつあると思うが、果物や野菜は国産だけで実に色々な種類が楽しめる。いたみやすい果物は輸入に頼るより作ったほうがいいという見方もできようが、気候や地質に適した特産品が全国各地にある日本は、やはりとても恵まれた国だと思う。国産の果物といえば年間を通じても本当にリンゴくらい(まじめにリンゴを栽培している農家には失礼だが)*1なのではと思われるイギリスにいると余計にそう感じる。今日はちょっと日本の果物が恋しい日なのでした。

*1:さすがにそれは本当に失礼だった。夏場のイチゴ・ラズベリーブラックベリーは安くて美味しい!