Mandarinの由来

akiko_uk2007-11-29


☆今日の写真は、クリスマス・ウィンドー第10弾!またしても近所のおもちゃ屋Daisy and Tomです。

今日の昼、時事通信社が主催する「時事トップセミナー」というものに初めて出席してきました。
通常は所長が行くものなのですが(「トップ」セミナーですから)、今回はその所長から強く勧められまして。
場所はメリルボーンのLandmarkホテル。先月、そこに泊まっていた友達のところに遊びに行ったのが初めてでしたが、かなりゴージャスなホテルです。
そこでドリンク→昼食→講演というスケジュールです。参加者は、そうですね、70〜80人くらいはいたでしょうか。昼食と講演は、披露宴方式に並んだ円卓に座ります。席は毎回、受付時にくじ引きで決めるようです。そしてそこで同席した方々と名刺交換して、食事をしながらお話しもして、という、つまりは日本人専門の交流会ですね。もちろん支店長クラスの方々がメインのようですが、社命で来たんでしょうか、私より若い人たちもいました。私が座ったテーブルは初対面の方ばかりでしたが、仕事につながりそうな出会いもあり、また両隣におかけになった方々がとてもお話し上手で、楽しかったです。あと、会場内には知った顔がちらほら。滞在3年も過ぎれば自然とそうなるんだなぁと、内心しみじみ。
今日の講師は秋田国際大学の中島嶺雄学長でした。
秋田国際大学という大学についてお聞きした後、東アジア共同体構想について、具体的にはいかにして中国人と向き合うべきか、というお話しで、非常に興味深かったです。全体としては、東アジアの国々に対して、日本人は情緒ではなく客観性をもって接するべきである、毅然としているべきである、ということでした。
とりわけ面白かったのが「中国語を話せますか?」を英語では「Do you speak Mandarin?」というが、そもそもどうして「マンダリン」なのか、というお話。
「マンダリン」はもともと、漢字で書くと「満大人」という言葉の読みで、満州の役人、という意味。その満州の役人が北京で話していた言葉、方言ではないお役所言葉を指して「マンダリン」と言うようになったそうです。(メモを職場に置いてきてしまったのでうろ覚え。間違っていたらごめんなさい!)
これは中国研究をしている人でも知らない人が多いんですよ、とおっしゃっていました。
あと、一国のリーダーの素質について質問があり、それに対して学長は2つのポイントをあげていました。1つめは外国語が使えること、2つめは国のあり方について美学を持っていること。だそうです。特に2つめのポイントについては、それを備えた安倍さんに期待していたのだが、ということでした。