和太鼓の公演について

オンコ

☆写真は、バースの公園で偶然見つけた、なつかしいオンコの木。北海道でしか見たことがなかったが、赤い実がびっしりついて高さは3メートルもあったろうか、今まで見たことないような巨大な木だった。イギリスにもあるのね!とうれしくなった。試しに実を食べてみたら、なつかしい甘い味がした。そういえば札幌で飼っていた犬もこの実が大好きで、実がなる季節にはよく取ってあげていた。

昨日の晩、オックスフォードからロンドンに戻ったその足でAngelエンジェルのSadler's Wells Theatreサドラーズ・ウェルズ劇場へ行った。「HANAYUI and MUGENKYO TAIKO DRUMMERS Joint Concert Tour」を観るためだ。
チケットは売り切れと聞いていた。サドラーズ・ウェルズの大劇場に付属した、席数200ほどの小劇場が会場だったが、ほぼ満員。和太鼓は人気がある。
MUGENKYOはイギリス人のプロの和太鼓グループ。視覚的には西洋人が和太鼓を打つ姿にいまだに馴染みきれないが、かなりレベルの高いグループであることは確かだ。
一方のHANAYUIは、鼓童のメンバー3人が作ったユニットである。
公演は、創作ものが中心だった。それなりに面白かったし、お客さんのノリも良く、拍手大喝采
ただ・・・HANAYUIのメンバーによる踊りがどうにもいただけなかった。創作の意欲は尊重したい。スコットランド民謡とスローな創作琉球舞踊って意外に合うのね、とも思う。だがなんというか、お祭りの曲だからってそんなに飛び跳ねなくてもいいのに・・・高校の創作ダンスみたいだよ・・・と思ってしまった。
でも一緒に行った同僚(20代イギリス人男性)は、「女性の踊りがカワイイ!!」と大絶賛。反対に太鼓の演奏は「パワフルすぎてついていけない」と。なんじゃそりゃ!?