暖かくなって思うこと

in front of The Place

☆今日の写真はランチで外出した時に撮った。あまりに快晴で空がきれいだったので。思わずこんな写真を撮ってしまうくらい、雲のない晴れた空が久しぶりだったのである。

昨晩は、こちらにきてお友達になった日本人留学生2名とシャーロット・ストリートCharlotte StのPescatoriというイタリアンでごはんを食べた。ふたりとも、私と同年代で社会人経験もあるせいか話が合う。私はそのふたりと会ってまだ2回目なのに、ワイン2本も手伝って、とても打ち解けておしゃべりできた。

それにしても不思議に思うのは、暖かくなったその途端に、町を行く人の服装が極端に変わることだ。暖かくなったその日にはもう、タンクトップに白いレースのスカートになっていたりする。暖かくなったら即袖を通せるよう、春服をクローゼットのいちばん手前にかけてあったのだろうか。日本なら衣替えの時期があるが、そんな移行期間はないようである。
もっとも、こちらの人は概して、季節と素材にこだわらない場合が多いと思われる。でも、肌寒いと自分が思えばウールのセーターや毛皮のコートを着るし(本当です。両方とも実例を見ました)、でも、今日は暖かいと自分が思えば半袖やタンクトップでもOK! ある意味、流行や常識に左右されない自己流が普通に受け入れられている証拠だろうか。そういえばこちらに来てから、自分がどう見えるか、を気にすることが少なくなってきたように思う。こちらに来ている日本人から度々同じコメントを聞くが、しかしこれに慣れすぎると、日本に帰った時に苦労するかもしれない。
そんなわけで、こちらの人の多くは、きっと冬服と夏服の衣替えなんてしないのではないかと想像する。1年を通じていつでも同じく手の届く場所に、すべての服がしまってあるに違いない。
同時に、そもそも育った気候によって肌感覚が違ってくるのだと思う。冬なのに半袖Tシャツという人をたまに見かけるのだが、「信じられない・・・」思わず凝視の私の視線などまったく気にも留めず、本当に平気そうな顔をしている。そういう人は大抵の場合、白人男性だ。思いっきり寒い日、綿Tシャツにマフラーを巻いた兄ちゃんもいた。よくわからん。他方、私を含めた東洋人は、出身国にかかわらずわりと似た着込み具合のように思う。


オモシロ〜イブログ、いろいろ→ヨーロッパ | 海外生活・情報 - 人気ブログランキング