Come on Williams! 〜ウィンブルドン

はやいものでもう今週末で今年のウィンブルドンも終わろうとしています。
今日は風が強いのですが快晴。
ただいまテレビ中継で女子シングルス決勝戦を見ています。
ヴィーナス・ウィリアムズ対セレナ・ウィリアムズ。
わかってはいましたが、相変わらずすんごいパワーテニスですね。
観客の誰かが「Come on Williams!」と叫んで、場内の笑いを誘っていました。

こちらでウィンブルドン関係の中継やニュースを見ていると、欧米の名選手で今は解説者になっている人が登場するので面白いです。よく出てくるのは、ジョン・マッケンローボリス・ベッカー、今年はアメリカのリンゼイ・ダベンポートも登場。この女子シングル決勝もマッケンローが解説に入っています。

今年はアンディ・マレーがかなり頑張りました。英国人の重すぎるほどの期待を一身に背負って頑張っていたティム・ヘンマンが引退後、アンディがその役を取って代わった感じですが、ひとつ違うのは、アンディがスコットランド人であるということ。何が違うの?同じ英国人でしょ?と我々日本人は思うところですが、冷静で誠実そうだったティム(イングランド人)と比べて、アンディは気難しいし感情の起伏を表に出しやすい、態度が悪い、といったイメージがある上、反イングランド的な発言を以前したこともあって、「アンディは本当に英国を代表する選手なのか?」という議論を招きやすいようです。

と、つらつら書いているうちにヴィーナスが優勝を決めました。
彼女のほうがよく走ってかつ安定している感じがしましたよね。
インタビューでセレナは「お姉さんのほうがちょっと調子が良かった」と言っています。
ヴィーナスは家族やコーチがいかに素晴らしい存在で応援してくれているかを話した後で「でも、みんな(セレナではなく)私に勝ってほしいと思っている、と考えることにしている」とジョークを言って笑いを誘っていました。